シマウマ de 考察

海外駐在5年目突入のリーマンが書くブログ。最近はThe Economistの記事を中心に書いてます。

書評

わかりやすい説明のコツは伝える順番にあった:一番伝わる説明の順番

「相手が理解しやすいように順序立てして説明する」というのが説明を上手にするための一つの要素であるということは前回もお伝えしたが、 この「順序立て」で躓いてしまうことが少ないくない。 shimauma-house.hatenablog.com そこで手に取ったのが本書であ…

説明下手からの脱却へ:説明力があがる3つのコツ

「どんなときでもバッチリ伝わる!説明力があがるコツ」は説明力をあげたい人に向けて書かれた本。説明力がある著者によって書かれた本なので、非常に読みやすい本であった。 ちなみに、今なら(2018/9/16)およそ300円で入手できる。 どんなときでもバッチ…

本の内容を忘れてしまう人にオススメする「10分で読書感想を書く方法」:アウトプット大全の書評

本記事の構成 アウトプットが記憶に良いことは知ってるけど アウトプット大全に書いていること 10分で読書感想を書く方法 アウトプットが記憶に良いことは知ってるけど 「本を読むけど、読んだ内容をすぐ忘れてしまう」「本を読んだことは覚えているけど、内…

読書のジレンマからの解放:本の内容を記憶する「マインドマップ読書法」

本を読むのが好きだ。でもひとつ問題があって、それは読んだ本の内容を忘れてしまうことだ。かといって内容を覚えるためにメモしながら読むと、メモするのに時間がかかりすぎる。その結果、読むこと自体が億劫になってしまう。さらに問題なのは、メモした内…

記憶力のプロに学ぶ、名前の覚えるための戦略

海外に住んでいると記憶力の重要性を感じる。英語力を向上させるには英単語の暗記はもちろん、会話フレーズや動詞の活用方法も覚えていかなければならないからだ。 それに加えて、最近特に悩んでいるのは外国人の名前を覚えることである。外国人の名前なんて…

ファクトフルネス:Hans Roslingが伝えたかったこと

Factfulness: Ten Reasons We're Wrong About the World - and Why Things Are Better Than You Think 作者: Hans Rosling 出版社/メーカー: Sceptre 発売日: 2018/04/03 メディア: ボードブック この商品を含むブログを見る ファクトベースで世界と向き合お…

自然な英文が書ける - 「実践 日本人の英語」

実践 日本人の英語 (岩波新書) 作者: マーク・ピーターセン 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2013/04/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (14件) を見る 久しぶりに読み直したマーク・ピーターセン氏の「実践 日本人の英語」が良かった。 最近は、日…

片づけ=リソースの最大化 DaiGo流 片づけの心理法則

メンタリストDaiGo氏による片づけ術の本がこちら。片づけの本というよりは、集中力向上の本という位置付けに近い内容だった。本の分量が多くないわりに、DaiGo氏の片づけに対する考え方や取り組み方が具体的に書かれているので、読んでいる側にとってはあり…

パレオダイエットを取り入れて加工食品を絶つ

ダイエットに失敗する原因は何だろうか? 理由は単純。ダイエットをするのに負荷がかかるから。負荷がかかるから短期間しか続けられないし、短期間しか続かないからダイエットをやめたときにリバンドがくる。結果、ダイエットに失敗となる。 ある研究では、…

科学的な外国語学習方法

英語ができるようになりたい!でもどんな勉強をしたらいいのか分からない。 ネットや書店で効果的な勉強方法を探してはみるものの、おススメされている学習方法が多すぎて、どれがいいか迷う。加えて、書かれている本や記事って、体験の紹介が多くて、自分に…

1分で話すことに慣れれば自然とロジカルになる

英語で自分の意見を主張できるようになる。そのために必要な能力は2つある。ひとつは英語で文章を構築する力、もうひとつは文章を論理的に構築する力。たまには後者も意識的に伸ばさないとな、ということでこの本を手にとった。 1分で話せ 世界のトップが絶…

大量の文章を書いて考えを整理する

英語で意見がスラスラ言えない アメリカに住んでもーすぐ3年が経つ。しかしながら英語のレベルが渡米前に想定していたレベルに達していない。3年も生活していれば相手の話していることはほぼ聞き取れるし、自分の言いたいことも淀みなく言えるようになる。そ…

Homo Deusが面白い

20万年前から地球に登場したホモ・サピエンスが3つの革命を経て地球を支配するようになった。今に至るまでの大きなテーマであった飢饉、疫病、戦争も科学進化や資本主義などの新たなエコシステムを生み出すことで乗り越えようとしている。ではこれからは先の…

11月のふりかえり

11月が終わり、12月が始まる。 今までは始まりの時期に、目標ばかり書いていた。目標を立てているときはテンションも高くてワクワクしてるんやけど、立てただけで終わってしまうことが多かった。そんなわけで、これからはやったことを書いていこうと思う。 …

コンピュータはなぜ動くのか?

ずっとブラックボックスだったコンピュータについてそろそろ理解してたほうがいいんじゃないかと思ったので、コンピュータがどう動くかについて勉強することにした。 本のタイトルが自分の欲求と完全にマッチングしていたので、この本で勉強することに決めた…

高速道路なう

今プログラミングを学んでます。文系出身のため本当に真っさらな状態からのスタートです。 勉強し始めて2週間くらいが経ちますが、これがまた面白い。有償のサービスを通して受講しているのですが、カリュキラムが受講者を飽きないように作られているという…

もし僕がいま25歳なら、こんな4つのやりたいことがある

松浦弥太郎さん著の本を読みました。 <a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%97%E5%83%95%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%BE25%E6%AD%B3%E3%81%AA%E3%82%89%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA50%E3%81%AE%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3…

「自分のアタマで考えよう」にあるちきりんの思考プロセスを推測してみた

自分のアタマで考えよう 作者: ちきりん,良知高行 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2011/10/28 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 30人 クリック: 893回 この商品を含むブログ (156件) を見る 2011年に発売されたちきりん女史によって書かれ…