シマウマ de 考察

海外駐在5年目突入のリーマンが書くブログ。最近はThe Economistの記事を中心に書いてます。

論理的であることの大切さについて論理的に語ってみる

ここ2週間ほどで3つの山に直面した。

1つは将来のプロジェクトのために越えるべき山
1つは今の仕事で越えないといけない山
もう1つは、将来のためでもあり、今の仕事のためにもなるので、どうにか越えたい山

それらの山を越えるために、共通で必要となったものは、

「自分の考えや提案を、聞き手に伝わるように伝えること」であり、

これを達成するには「論理的であること」が不可欠となる。ということが分かった。

もともと自分に論理的思考が足りてないことは理解していたつもりだった。
ただ、思ってた以上に足りてなかった。
順序立てて考えようとしても、思考が頭の中でぐるぐる回ってしまうの。

幸い協力してくれた人たちがいたこともあって、これらのうちの2つは何とか乗り越えることができた。
けど、残りのひとつは、時間の都合上おそらく達成は難しいだろう。
無念ではあるが、仕方のないことでもある。実力不足。

 

そもそも論理的になる必要があるときは、複雑なモノゴトを理解するときが多いと考えていた。
でもそれは間違いである。
自分の考えていることを相手に理解してもらいたいときに必要となることのほうがずっと多いのである。

「論理的であること」=モノゴトを理解しやすくなる

ではなく

「論理的であること」=自分の考えていることを相手に理解してもらいやすくする

ということなんだ。

つまり、論理的思考は、自分と相手をつなげる最強のツールのうちのひとつなのである。

今回の山越えで、ようやく頭に刷り込むことができた。気がする。