シマウマ de 考察

海外駐在5年目突入のリーマンが書くブログ。最近はThe Economistの記事を中心に書いてます。

1ヶ月プログラミングを勉強してみた学んだこと3つ

1ヶ月間の短期集中プログラミング学習カリキュラムが無事終了。達成率80%くらいというところ。
正直最後の方は辛かった。学習内容が高度になるにつれ、コマ切れだと全然アタマに入ってこないからだ。だからたっぷりと時間を取れるときにしかサクサク進めない。でもたっぷりと時間を取ることもなかなか難しい。二重苦である。
まあ、とにかく終了は終了である。
 
このカリキュラムを通じて学んだことは3つある。もちろん学習内容とは別に。
 

プログラムを書く楽しさ

まず、プログラミングはなかなか面白いものであるということを学んだ。
今までの人生、プログラミングに全く触れずに生きてきたため、そのワードを聞くだけで苦手アレルギーが出る程であった。
おかげさまで今ではそんなことはなくなった。むしろもっと知りたい、もっと学びたい、っていう知的好奇心が生まれるまでになってきた。実際に自分でプログラムを組んで、それが思い通りに動くとなかなか気分が良い。この感覚はなかなか癖になる。
 

無知の知

次に、プログラミングは面白いことであるが、それができるようになるだけでは、IT、ウェブの仕組みはまだまだ分からないことだらけである、ということを学んだ。
ITの分野に対してど素人だった自分は、プログラミングを理解できればITの分野も理解できるだろう。なんて気分でいた。
しかし現実はそうではなかった。プログラミングはあくまでプログラムを組むだけ。他にもネット環境を構築するためのインフラも知らないといけないし、UNIXコマンドというローカルサーバーを動かすためのコマンドもある程度覚えておかないといけないし、などなど。
お察しの通りまだなんとなくしか分かってないけど、それが分かっただけでも昔の自分のことを考えれば十分。これからひとつずつ学んでいけばいいのだから。
 

ウェブリテラシーを身につける

そして最後にもうひとつ。それは、プログラミングを含めた、ウェブリテラシーをこれから先しばらくは学んでいかないといけないということだ。具体的にどうなればいいのか?に関しては、『ウェブ時代をゆく』で具体的に述べられているので、そちらをごっそり引用させていただくとする。

www.amazon.co.jp

 
ウェブリテラシーとはたとえばこんなことである。

1. ネットの世界がどういう仕組みで動いているのか原理は相当詳しく徹底的に理解している。
2. ウェブで何かを表現したいと思ったらすぐにそれができるくらいまでのサイト構築能力を身につけている(ブログ・サービスを使って文を書くとかそういうことではなくて)。
3. 「ウェブ上の分身にカネを稼がせてみよう」みたいな話を聞けば、手をさっさと動かしてそこに新しい技術を入れ込んだりしながらサイトを作って実験ができる。広告収入の正確な流れも含め「バーチャル経済圏」がどういう仕組みで動いているかの深い理解がある。
4. ウェブ上に溢れる新しい技術についての解説を読んで独学できるレベルまで、ITやウェブに対する理解とプログラミング能力を持つ。

まとめてみると

つまりこうだ。
なんとなくこれからの時代プログラミングをやらんといかんなーと思ってプログラミングをわりと本気出して勉強してみた。
 
すると、プログラミング自体が楽しいということをまず発見する。
 
それから、IT、ウェブ関係のことも知らないといけないな〜と分かる。でないとプログラミング自体できない。
 
だから、梅田さんの言うウェブリテラシーをこれから中期的に身につけて行こう。
 
ということに至ったのだ。
方向として間違ってはないはず。