シマウマ de 考察

NY駐在4年目サラリーマンが洋書のレビューを中心に書いていきます。最近は生産性を高めることにもハマっていて、脳の働きや睡眠についても研究中。他にもニューヨークで感じたことなどもたまに書いてます。

読書猿氏の説明する「フォーマルな文章に磨き上げる4つの技術」を試す

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文章を書くのが下手だ。

自分の考えを論理立てて表現できないのが原因だとずっと思っていたが、それ以外にも理由があることに気づいた。語彙力が圧倒的に足りてないのだ。

語彙力が貧しいためインフォーマルな文章しか書けない。そのため、自分の文章を見返すと、具合が悪くなるくらい幼稚な文章に思えて悲しくなることが。だから余計に文章を書くのが嫌になる。文章を書かなくなると、もちろん上達はしない。だから下手なままなのである。

意気消沈している自分に救世主が現れた。読書猿氏のブログにあるこちらの記事であrる。

readingmonkey.blog45.fc2.com

この記事では、インフォーマルな表現をフォーマルな表現にする具体的な方法を教えてくれている。具体的に書かれているので実用的であり、それだけで目から鱗なのだが、さらに感動したのは、表現を磨き上げることによって思考の解像度も高めることができるという点だ。

読書猿氏曰く、インフォーマルな表現をフォーマルにしていくのに必要なことは、主張を特定化して厳密化していくことであり、そのプロセスをたどることによって、考え自体も洗練される、とのことであった。具体的な方法は以下である。

 

1. 動詞・形容詞の特定化

広い意味で捉えることができる表現を特定化する。たとえば「思う」にしてもさまざまな「思う」がある。フォーマルな表現ではこの「思う」を特定化して、より狭い語にする必要がある。

冒頭の文章の「思う」をこの方法で置き換えると、このようになる。

自分の考えを論理立てて表現できないのが原因だとずっと思っていたが

自分の考えを論理立てて表現できないのが原因だと決め込んでいた

まだまだ気の利いた表現ではないが、「思う」よりはマシである。この作業を繰り返し行うことによって、思考の解像度を上げていけば、いつか気の利いた表現ができるようになるだろう。

 

2. 動詞、形容詞の名詞化と名詞の限定化

動詞や形容詞を名詞に置き換え、かつ特定化する。今回も冒頭の文章を利用する。

語彙力が貧しいためインフォーマルな文章しか書けない。

貧弱な語彙力のためインフォーマルな文章しか書けない。

名詞化で特定するのはそれほど困難ではない。その割にどことなく引き締まった文章に変換することができた。

 

3. 主語の非個人化

無生物主語を用いることで、人称代名詞を排除する。今回の文章では事例を使いにくいので割愛する。

 

4. データによる脱形容詞化

程度を表す形容詞は書き手の主観が介在するため、データを用いて客観的文章にする。ここが自分の中では今回のハイライト。たしかに客観的な文章にすると、幼稚なイメージが排除される。今回は無理くり脱形容詞化を試してみた。

語彙力が圧倒的に足りてないのだ

成人平均の語彙量は45,000 - 50,000語に対して、私の語彙量は40,000語しかないのだ。

語彙推定テスト: こちらのサイトで語彙推定テストを受けられる。

具体的なデータを示すことで、書き手がどれだけ語彙力が少ないかがより正確に掴めるようになる。私の語彙量は平均より5,000語少ないのである。

 

冒頭の文章をまとめてフォーマルな表現に変換

文章を書くのが下手だ。

それは私見を論理立てて表現できないからだと決めつけていたが、他にも原因があることを此のほど察知した。不足している語彙力だ。

成人平均の語彙量は45,000-50,000語あるのに対して、私の語彙量は40,000語に満たない。この貧弱な語彙量のためインフォーマルな表現しかできない。報告書などを後で振り返ると、幼稚な文章に具合が悪くなる程だ。

それゆえ余計に文章を書くのが嫌いになる。当然文章を書く機会が減り、スキルは向上しない。だから下手なままなのである。

微かにではあるがフォーマルな引き締まった文章になったのではないだろうか。これを毎日怠らずに続けることで、誰でも洗練された文章を綴れるようになるし、思考も洗練されるようになるだろう。