シマウマ de 考察

海外駐在5年目突入のリーマンが書くブログ。最近はThe Economistの記事を中心に書いてます。

1億円稼ぐには

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1億円稼ぐにはどうすればいいか?
興味のある話題をひろゆき氏がYoutubeで語っていた。

【ひろゆき】バカでも1億稼げる!「とにかく金を稼ぎたい奴は●●になれ!」 - YouTube

金融資産として1億円持っていれば、たとえば利率3%の運用をしたとしても年収が300万円。
不労所得で年間300万円入ってくれば、わりと楽に暮らせるだろうし、
余裕がある分いろんなことに取り組めるので、人生もより楽しくなるはずである。
そんなわけで、すかさず動画をチェックしてみた。

 

結論は、プログラマーになってアプリを開発、一発当ててそのサービスを売り抜ければ1億円手に入るとのこと。
理由はシンプル、他のことをするよりも確率が高いから。
根拠は彼の感覚。氏曰く、ニュースでそんな話をよく見るから。
そんなニュースって言うのは、20代でIT系の会社を立ち上げて買収されたって類のニュース。
ざっくり予想では年間で100件くらいあると氏は予想。
日本国内のプログラマーはおおよそ10万人なので、確率としては1000分の1。
1000分の1ってかなりレアに聞こえるけど、途方もなく不可能な感じもしない。
逆に言うと、そういった事例って、IT関連系で聞かない。
サラリーマンはもちろん難しいだろうし、飲食店やゲストハウスの経営でこうなりましたって話も聞かない。
Youtuberもそれのみで儲けられるような人は本当に少ない。
Youtube収入のみで1億円稼ぐとなると5億PVくらい稼いでないといけなくなる。
これは無理ゲーに近い。
氏の言う通り、確かにプログラマーの方がはるかに確率が高い気がしてきた。
ちなみに宝くじの4等相当になる5万円が当選する確率は10000分の1。
四つ葉のクローバーを見つける確率は100000分の1だそうだ。

 

1億稼ぐにはプログラマーになるのが近道ということ以外にも、この動画で学んだことがある。
儲けるための方法だ。
儲けるために必要なことは2つ。
a. ひとつは、質を高めること
b. もうひとつはマーケットを理解して、マーケットに合わせること(これはブルーオーシャン戦略の考えに近い)
理想の順番は、bを先に理解してからaに取り組むこと。
そうするれば質を高めないと行けない部分がよりクリアになり、高めることによってより鋭利になるから。
エッジの利いたものを稀少性が自然と稀少性が高くなり、その分バリューも高まる。

例にあげる。
1億円稼ぎたいという目標を持っている男がいるとする。
そしてその彼は絵を描くのが得意ということにしよう。
しかしながら二つの選択肢を決めかねている。
選択肢はa. 美術家 b. 漫画家
悩んでいる彼にどちらの選択肢を進めるのが良いだろうか。

正解はb. 漫画家。なぜならば漫画家で1億円稼げる確率が、
美術家で1億円稼ぐ確率よりも高いからである。(真相は不明そこは今は大事ではない)
大事なのはマーケットに自分を合わせるということ。
その後で質を高めてそのマーケットでのバリュー自体を高めるのだ。
マーケティングの大原則だな。