シマウマ de 考察

海外駐在5年目突入のリーマンが書くブログ。最近はThe Economistの記事を中心に書いてます。

高速道路なう

今プログラミングを学んでます。文系出身のため本当に真っさらな状態からのスタートです。

勉強し始めて2週間くらいが経ちますが、これがまた面白い。有償のサービスを通して受講しているのですが、カリュキラムが受講者を飽きないように作られているということもあるでしょうが、プログラムの仕組みを理解するということそのものも面白く感じてます。

新しくモノを創り出す。創り出せる可能性を見い出せる。っていうことは自分にとっては楽しいことなんだなっていう再発見ができました。

 

でも、やはり難しく感じることも多々あり、躓いてしまうこともあります。

こんなん勉強して意味あるのか?なんて思っちゃうことだってあります。

 

そんなとき、モチベーションを持続させるために、プログラミング関係、ネット関係の読み物に触れたりします。

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こちらの本は、今の自分の状況を極めて明快に表しているのでとても感銘を受けました。

ここに記しておきます。

 

「学習の高速道路と大渋滞」 (注意:以下は私なりの要約です。)

昨今はインターネットの登場により、学習の高速道路があらゆる分野で整理されてきた。

プログラミングでも物理学でもそう。

高速道路が出来上がってきたことに寄り、“ある程度”のレベルまでは短時間で到達するようになった。

しかしながら、高速道路が整備された故に生じたことは、誰しも「その道のプロ」寸前で大渋滞にはまることだと著者は言う。

「その道のプロ」として飯を食っていくかどうかは、大渋滞に差し掛かったあとでどう生きるかによると。

その場合、選択肢は二つあって、一つは大渋滞を突破するために努力し続けること。

もう一つは、大渋滞に差し掛かったところで高速道路を降り、既存のリソースを掛け合わせた複合技で新しい道を歩み出すこと。

そのどちらの道を目指すにせよ、自らの「向き不向き」と向き合い、自らの志向性を強く意識し(それが戦略性そのもの)、「好きを貫く」ことこそが競争力を生むのだ。

 

これによると、今まさに僕はプログラミングを学ぶための高速道路に乗っているところです。

あと1 ~ 3カ月くらい真剣に取り組めばある程度のレベルまで到達可能かなと楽観的に考えています。

でも決してそれだけで飯を食えるわけではありません。

天才!成功する人々の法則の著者であるマルコム・グラッドウェル氏は

はその道のプロになるには、およそ1万時間要すると言っています。

1日5時間毎日続けたとしても、5年半くらいの月日が必要になります。

そんな多大な時間をかけるためには、情熱が必要です。

プログラミングに対して、その情熱を持てるかどうかは分かりませんが、

とにかく乗りかかった船なので、大渋滞に差し掛かるまではとりあえず高速道路を走り続けようと思います。

 

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