シマウマ de 考察 @ニューヨーク

ニューヨークに住んでいます。見たもの、感じたこと、考えたことについて書いていきます。

英語を速読するには

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英語で情報収集をする。

これを一つの目標に掲げ、たくさんの英文を読んできたつもりであるが、残念ながらまだまだ日本語のように読むことができない。というか正直なところ、たくさん英文を読むことができていない。

原因の一つは、読むのに時間がかかるからである。同じ分量、内容の記事を日本語と英語で読むとすると、おそらく3倍以上の時間と、10倍以上の体力(脳体力?)を費やしているのではなかろうか。たとえば、日本語であれば3分もかからずに軽く読めたりする文章でも、英文だと10分弱の時間を要してしまうといった具合だ。10分弱の時間を集中して読むというのはなかなかストレスのかかる行為である。読む前に、「よし読むか」という意気込みがないと読めない。

このように英語を読むこと自体にストレスがかかかると、英文に触れること自体が億劫になり、次第に英語を読まなくなる。

仮に、これが半分の5分で読むことができたらどうだろうか?もしくは3分で読み切ることができたらどうだろうか?3分ならストレスをそこまで強くかからないだろう。そうなると英語に触れる機会も勝手に増えるだろう。

要するに、英語を速く読むように鍛えればいいのだ。そうなると好循環に突入できる。英語を速く読めるからたくさんの記事に手を出す→たくさんの記事に手を出せば、今度は慣れもついてくるので、さらに速く読める→さらに速く読めるということは、その分ストレスも少なくなり、さらにたくさんの記事に手を出す。

今までの考えでは、大量の英語を読むと速く読めるようになるということだったのだが、この考えだとその逆のアプローチとなる。まさにコペルニクス的転回である。大量の文書を読んで速く読むようにするのではなく、速く読むこと大量の文章を読めるようにするのだ。

このサイクルを生み出すための事前準備として、文書を速く読むコツをググってみた調。英語・日本語関係なく、かなり効果的かつシンプルな方法がパラパラと検索結果にでてきたので、実践できそうなもので効果がありそうなものをここに共有しておく。簡潔に述べると、下記3点の具体的アクションになる。

1. 悪い習慣を断つこと
2. 読み方を工夫すること
3. 上記2つを継続すること

それぞれの詳細を見ていく。

1. リズムを刻む。サブボーカリゼーションの排除。

読むときに一語一語読まないようにする。人は文章を読んでいる間、頭の中で音読をしていることがあるという。自分の場合、日本語ではこの現象は起きないが、英語を読んでいる場合はほぼ100%この現象が起きていた。この現象(行為)をサブボーカリゼーションと言い、これをしてしまうと読むスピードが落ちるそうだ。なぜなら自分の音読スピード以上の速さで文字を読むことができないからだ。この悪しき習慣を断つ必要があり、これを断つことができれば、今までの2, 3倍のスピードで読むことができるようになるという。試してみない手はない。
サブボーカリゼーションの解消方法は人それぞれであるらしいが、ここで紹介するのは”リズムを刻みながら読む”方法だ。文字を目で追いながら、頭の中で”タンッ、タンッ、タンッ”と唱える方法である。リズムを刻みながら読むので、むしろちょっと楽しくなるというおまけつき。注意点としては、リズムに乗りすぎると体も一緒に動いてしまう場合があり、電車の中でそれをやってしまうと、ちょっと変な人に見られるかもしれない点だが、大きな問題ではない。

2. メリハリをつける。はじめと終わりは丁寧に。

リズムを刻みながら読むことで、読むスピードが格段に向上するが、いくらスピードが上がったからといっても文章を理解していなければもちろん意味がない。そこでオススメするもう一つの方法がある。この方法を使えば、文章をさらに速く読め、かつ理解度も高めることができるのだ。やり方はこれも簡単。全文を一気に読む前に、はじめのパラグラフと最後のパラグラフを先に読んでしまうのだ。それらを読んで文章の内容をざっくり理解した上でもう一度、今度ははじめから最後まで普通に読み切る。読んだことある本をすかさず2度3度と読み直すと、読み直すたびにスピードが速くなる。なぜそれができるかというと、「時間をかけて読むべきところ」「ほぼ飛ばして読んでいいところ」を知っているので、スピードにメリハリをつけて読むことができるからだ。良い記事は、はじめに大まかな流れを示し、最後に結論もしくはさらなる問題定義を投げかけている。これらの部分をかいつまむだけでも、記事の大枠がわかるのである。記事の大枠が分かっているので、初めて読んだ文章でもさも2度目のような読み方ができ、結果として速く読めるし、内容も少なくとも大枠は理解して読むことができるのだ。

3. 継続すること。ローマは1日にしてならず。

最後に大事なのは、継続すること。文章を速く読むのはけっこうな訓練がいる。ローマは1日にしてならず。千里の里も一歩から。とあるように、ひとつの記事を読むだけでもいいから、それを毎日継続してほしい。できれば時間を計って集中して取り組んでほしい、たとえ15分や20分でもいいので。そうすれば、上記に挙げた好循環に入ることができ、ストレスなく英語で情報収集できるようになるはずである。